「仕事を辞めたいけど勇気がない、でも辞めたい」
毎日そう悩んでいる方も多いかと思います。
私は何度か退職を経験しましたが、会社を辞めるのって本当怖いですよね。
一人暮らしだとお金の不安もなおさらあってそうそう退職って決断できないですよね。
20代の私はある職場で働いていた時、仕事を辞める勇気がなかったのですが仕事を辞めたすぎたので結局辞めました。
この記事では、当時の私の仕事を辞める勇気が出るまでやったことや勇気が出た言葉などを振り返ってみます。
目次
仕事を辞めたいけど勇気が出ない原因を考えて紙に書き出した
自分の本当の気持ちは「仕事を辞めたい」でした。
「仕事を辞めたい、でも◯◯~」
と「でも◯◯~」の部分に不安がつきまとってなかなか退職するという決断が出来ずにいました。
そこで「勇気が出ないのはなぜか?」を考えて自分が感じていた不安を洗い出すことにしました。
◯ 上司に言えない、申し訳ない、周囲の反応が怖い
退職を会社に伝えるのって本当怖いですよね。
心臓がドッドッドと高ぶるあの動悸はできればもう味わいたくない瞬間だけど会社を辞めるには誰もが通る道です。
★上司に怒られるんじゃないか?周りの反応が怖い
→ 怒られたら怒られたでいいじゃん。辞めることが決まればあとはこっちのもんさwもうこの人たちと関わることないし(笑)
★申し訳ない気持ちで言い出せない
→ お世話になったし優しくしてくれて本当に申し訳なくて切り出せない…でも、「申し訳ない気持ち」を1番にして自分の進みたい道を曲げていいのか?「申し訳ない」ではなく「お世話になりました!」の感謝の気持ちでいいじゃないか!
◯ 退職後のお金(生活)が不安
一人暮らしをしていた私は仕事を辞める一番の不安はやっぱお金でした。
実家暮らしや同棲してるなど一人じゃなきゃまだ安心感はありますが一人暮らしだとお金も生活も自分でどうにかしなきゃないのでお金の面には慎重になりました。
一人暮らしをしていた私が仕事を辞めた後のお金の不安を解消するために行ったことは以下です。
- 今働いているうちにできるだけ多く貯金をする
- ひと月の生活費を下げるために固定費を見直す
- 1ヶ月の生活費をしっかり把握して最低でのどのくらい貯金があれば退職してもいいかシュミレーションする
- 暇さえあれば求人サイトの「単発バイト」案件を見る
私がはじめて会社を退職した時にあった貯金は100万円でした。
100万円あれば生活費が月15万程度で済む一人暮らしなら~半年くらいは無職でも生活できます(失業保険も合わせてもらえばなおOK)
お金がなくても再就職のつなぎまで最悪「単発バイト」で稼ぐこともできる、と思い暇さえあれば求人サイトを見てました。
◯ 職歴や地位を失う
今の仕事をやめればそれまで築いてきた職歴や地位がなくなります。
長く勤めた会社であればあるほどこの部分はためらってしまうのではないでしょうか。
20代の私にとってこれは「どうにかなるっしょ」的な感じでしたが30代、40代となってくればまた違ってくると思います。
私は、
経歴や地位 < 自由な時間や自分の人生
だったのでこの辺はそこまで迷う点ではなかったです。
◯ 新しい職場に行けば人間関係はイチから
今の会社を辞めて転職すればまた新たな環境で新たな人間関係がはじまります。
新しい環境はストレスを感じますがだんだん慣れます。
最初の転職でこれがすごく嫌だったんですが、一度、転職して新たな環境に飛び込むという体験をすれば「いずれ慣れる」と分かっているのでどうにかなります。
などなど、当時の私はこういった「仕事を辞めたい」を邪魔している不安要素を書き出してました。
こういった不安なこととかは紙(ノート)に書き出すと自分の頭の中が整理されてよいです。
実際に書き出した不安なことが起きてしまっても事前に「こうすればいい、こう考えればいい」という対処法を書いておいたことでノートを見返した時に安心しました。
退職に悩んだり気持ちがごちゃごちゃしている時はノートに自分の感じているありとあらゆる気持ちを書き出してみましょう。
勇気を出して仕事を辞めた後は後悔なし
会社を辞めるって本当に勇気がいることです。
上司に「辞めます」と退職を申し出るのは本当に怖いです。
「仕事辞めたい!もう辞めたい!」
と毎日顔を赤らめて思ってたけど、いざ退職を申し出ようとすると怖くて「言うの来週にしよう…」とどんどん先延ばしにして結局心の準備のために3ヶ月伸ばしてしまいました。
退職するって言い出すのがこわくて嫌でしまいには「もう自分が仕事辞めたいとか悩まないで無心で社畜して働けばいいんじゃないか」と悩むことすら疲れてしまってました。
何かに悩んで決断するってエネルギー使って疲れます。
でも、最後に出た本心はやっぱり「仕事を辞めたい、自分の進みたい道を行きたい」でした。
そして、勇気を出して退職を伝え、仕事を辞めた後は後悔はなく開放ばかりでした。
「仕事を辞めて後悔するんじゃないか…」
と不安もあったんですが、
「自分で決めた道を進んでよかったな」
と思えました。
仕事を辞める勇気が出る言葉
「仕事を辞めたいけど勇気が出ない…」
という方の背中を押してくれるような言葉たちを紹介します。
サッカー選手・本田圭佑氏の言葉
「何で他人が俺の進む道を決めんねん、自分の道は、自分が決める」
「五輪前に移籍を決めることはリスクがある」と言われていた時期(北京五輪の前)にオランダへの移籍を決めた時に本田選手が言った言葉です。
「自分の道は自分で決める」
これは、
「仕事を辞めて転職しようか、もう1年今の会社で働こうか」
と自分の道に悩んでいた当時の自分に響きました。
筋肉ツイートで有名なTestosterone(テストステロン)氏の言葉
Testosterone(テストステロン)さんとはツイッターで有名な方です。
筋トレ関係のツイートが有名な「マッチョ社長」と言われている方で書籍も出版されています。
恐怖心ってのはやる直前がピークなんだよ。バンジージャンプでも飛ぶまでが一番怖くて飛んでる最中は楽しさが勝つだろ?ビビる時間が長くなればなるほど頭の中で恐怖心はどんどん膨れ上がっていく。何も恐れる必要はないのに無駄に恐怖を創り出してる訳だ。何かやる時はビビるな。迷わず一気にやれ。
— Testosterone (@badassceo) 2018年6月26日
退職を切り出すまではドキドキで勇気がいりましたが言ってしまって退職が決まったらあとはその先を考えるだけです。
他人にゴチャゴチャ言われた時は「あなたが私の人生の責任取ってくれるの?そうじゃないなら黙ってて。」に尽きる。一番責任を負う奴が進路を決める。当然の事だ。人生の決断において自分以上に責任を負う他人なんて存在しない。決断する権利はいつだってあなたにある。自分の進みたい道に進め。
— Testosterone (@badassceo) 2018年6月26日
周りに相談しても最終的には人生の決断は自分がする!
健康を犠牲にしてまでやる価値のある仕事なんてこの世に存在しない。心や体は一度壊れると厄介だ。簡単には治らないし脆くなる。多少無責任でも情けなくてもいい。限界の一歩手前で必ず休め。全てを投げ出してでも逃げろ。先の事は後から考えたらいい。健康なら何度だってやり直せる。健康が一番大事。
— Testosterone (@badassceo) 2018年6月3日
本当にその通りです。
体を壊してからでは遅いです。
正しい道なんてない。強いて言うなら自分で考え抜いて納得して進んだ道のみが正しい道だ。考えないと後悔する事になる。正しい道は人それぞれ違うから周りの大人の意見に従ってるだけでは絶対に見つけられない。正しい道を見つける唯一の方法は自分で考える事だ。考え抜け。自分の人生は自分で決めろ。
— Testosterone (@badassceo) 2018年5月10日
どの道が正しいかなんてわからないけですね。
私は「正しさ」とか「失敗」は考えず進みたいように進むと願望のまま進みました(笑)
自尊心が低い→筋トレ
自信がない→筋トレ
モテない→筋トレ
病み気味→筋トレ
太っている→筋トレ
威厳がない→筋トレ
腰痛肩こり→筋トレ
長生きしたい→筋トレ
アンチエイジング→筋トレ
強くなりたい→筋トレお気付きでしょうか?筋トレすれば人生はうまくいきます。所詮この世は筋肉なのです。
— Testosterone (@badassceo) 2018年4月28日
筋トレ推奨です(笑)
でも悩んでいる時こそ体を動かすとすっきりします。
理不尽を受け入れるな。理不尽な事は「ふざけるな」と拒否する勇気を持て。自分の中に明確なラインを持っておく事が大切だ。そのラインを超えたら必ず拒否する事。理不尽を一度受け入れると更なる理不尽がやってくる。理不尽を受け入れ続けると心が病んでいく。理不尽を受け入れるべき人なんていない。
— Testosterone (@badassceo) 2018年4月22日
「いい人」であるといいように使われてしまいますよね…
嫌われる事を恐れるな。嫌われる事自体は恐れるべき事じゃない。大切な人に嫌われる事が問題であり恐れるべき事なんだ。どうでもいい人、関わりのない人に嫌われたってノーダメージだよ。「誰にも嫌われたくない」から「大切な人には嫌われたくない」に思考を変えろ。それだけで人生は随分と楽になる。
— Testosterone (@badassceo) 2018年3月24日
嫌われたり悪く言われるのは怖いけど「職場の人に嫌われたって辞めてしまえばもう関わらない」と思ってました(笑)
人生の進路を決める時はノイズを断て。親だろが先生だろうが友人だろうが関係ない。自分の心の声以外は全てノイズだ。自分の心に「人生で本当にしたい事は何だ?」と問え。意見を参考にするのはいいが主導権は絶対に渡すな。自分で決めるから決断に責任が生まれ、情熱が燃え上がり、人生が楽しくなる。
— Testosterone (@badassceo) 2018年3月15日
これ本当にその通りです。
友達家族には相談しても意見を参考にする程度がちょうどいいです。
他者の意見で物事を決めてしまうとその決断に後悔した時に人のせいにしてしまいがちです。
私はTestosterone(テストステロン)さんをツイッターでフォローしているのですが、タイムラインに流れてくる言葉たちに勇気をもらいました。
まとめ
とループで悩んでいた私は結局、悩みに悩んだ末に自分の意思を貫き通して退職を選びました。
- 人にこうしたほうがいいと言われたから、
- ネットで検索したら辞めたほうがいい、辞めないほうがいいと言ってるから、
他者を基準に決断をすると人のせいにしてしまいます。
仕事を辞めることに限らず何かの決断をする時、最後にどうするかを決めるのは自分です。
私は20代前半のころは仕事を辞めたいと悩んでいた時、親や友達など周りに「どうしたらいい?」と相談しまくってました。
そしたら自分の意思を見失って、
「周りに言われた方向性」
で決断をしてしまって、
「本当にこれでいいの?どうしようどうしよう!」
と混乱してしまったことがありました。
そんな他者に決断を依存してしまってた私でしたが、20代後半になってからは誰にも相談せずに退職&転職をしてしまうという真逆な人間になりました(笑)
仕事を辞めるという人生で勇気がいる決断を自分で決めたことにより、後悔はなかったし責任を持つようになったしでなんだか前より自信が持てるようになりました。
退職をはじめ、自分の人生の進む道を決めるのは自分です。
今まさに悩んでいる方の参考になればと思います。
退職を会社に伝える時にこれをして勇気を奮い立たせました