「仕事を辞める」
心の中でそう決めたが、いざ退職を伝えるのが怖すぎて無理…
言えない…
心底わかります。
私もとある会社を辞める時に退職の申し出で心臓止まるほど緊張したんですが、超絶勇気を出して「辞めます」と言う前に、ある行動をとったことによって勇気を奮い立たせることができました。
「退職するけど言い出せない、怖い」
「でももう伝えてこのストレスから解放されたい」
と悩んで苦しんでいる方がこの記事を読んで少しでも勇気が出るきっかけとなればな、と思います!
(ちなみにここでの退職を伝えた会社は勤務先に派遣される働き方で勤務先と会社(本社)は異なる感じだったので電話で伝えました)
目次
退職を言い出せない日々に「辞めたい」と自分の気持ちを書いてた日記を見返した【前日】【伝える前】
私はノートに、
- その日あったこと
- その日感じたこと
など、自分の気持ちを残そうと思って、ほぼ毎日寝る前に布団の中で一言日記を書いていました。
その日記を、
- 退職を伝える前日
- いざ伝える前
に見返しました。
日記を書き始めたのが当時の職場を辞めると伝える半年前で、半年分の記録しかなかったんですがほとんど、
「もう辞める」
「つかれた」
「今月言う」
といった気持ちを綴ってました(笑)
その日記を退職を伝える前に見返して、
「ああ…半年前から(実際にはもっと前)辞めたいって言ってる…」
「『今月いう!でも勇気が出ないからまたにしよう…』ってのは何度か繰り返してきたけど半年もそれやってたか…」
って思って、「辞める」という気持ちに自信を持ったというか、
「うん、やっぱ辞めよう」
って思ったんです。
なので、ノートや手帳にその日の自分の気持ちを残しておくと後から退職への迷いや不安な心を押してくれる材料になりますよ。
youtubeで応援ソングを聞いて勇気をもらう【前日】
私は高校野球が好きで、熱闘甲子園という甲子園期間中にやるテレビ番組の主題歌をよく聞きます。
当時の会社へ辞めると言う前には2017年の高橋優さんの「虹」をひたすら聞いてました。
<高橋優「虹」 歌詞の一部>
〝今じゃなくてもいいや”のタイムマシーンに乗っちまえば
適当に時間を潰したまんま人生終わらせちまえるらしい
だからお手本通り 言う通り お利口なフリをして
空気読んで言葉飲んだ
あの空より青く 太陽より眩しい
たとえ泥にまみれても
傷だらけで泣いてても
また走り出す背中はただ美しい
この「虹」という曲、キラキラ夢を追う高校球児を描きながらいつのまにか夢も希望も持たなくなった大人が社会で感じる葛藤を描いた歌詞だなって思ったんです。
私はこの「虹」を退職を上司に伝える、
- 少し前の日から
- 前日
- 電話で伝える前に
と曲を聞いて、いったん気持ちを落ち着かせて自分を奮い立たせました。
音楽の力って素晴らしいもので、
- 退職を伝える恐怖に押しつぶされそうな時
- ひとり何かと戦っている時
- なにか決断をしなきゃない時
などの状況に置かれている時に、その時の自分を表しているような応援ソングを聞くと本当に本当に心に沁みます。
本当に。
音楽はなにも応援ソングじゃなくても
- 自分の好きな曲
- 明るい曲
- テンション上がる曲
でもなんでもいいと思います。
どうしても退職を伝える一歩が踏み出せない人は音楽の力を借りてみてください。
私は、
- 高橋優さんの「虹」
- ZARDの「負けないで」
に背中を押されました。
1ヶ月にかかるお金を計算しノートに書き出し見る【前日】【伝える前】
退職を伝える前はノートにお金事情をとにかく書き出しました。
- 今の貯金額
- 退職時の貯金見込み額
- 1ヶ月にかかる生活費(一人暮らし)
- 退職した後の保険や年金
- 現在の貯金から何ヶ月なら無職生活できるか
- 現在の貯金から何ヶ月なら切り崩して生活できるか
などなど。
とにかく退職後にかかってくるお金をイメージするためにもノートにかきだしました。
一人暮らしだったんでお金関係はとにかく不安でした。
そして、退職を伝える間際になって不安を感じた時は度々このノートを見返していました。
退職した人のブログを読む【前日】【伝える前】
退職を伝える間近には、退職を伝えた人たちのブログを読んで心を落ち着かせてました。
退職を申し出る前は一人、孤独と恐怖と戦ってたんで、
- 誰かの体験談
- 誰かの生の声
を見て背中を押されたい心理だったんです。
退職を伝えるのはめちゃくちゃ怖い。でも言った後は世界が変わる
退職を伝えるのは心臓が止まりそうなぐらい怖いです。
もう、緊張で動悸はするは、胸焼けはするは、トイレは近いは、食欲ないは…吐きそうでした…
「辞めたい」
といいつつ、
- 与えられた仕事をこなせば毎月給料が出る
- 気持ちは不安定だけど安定している生活
を
自らぶち壊しにいくんだから。
こわいよね…
退職を伝えた瞬間から世界が変わります。
もう戻れないです。
こわいですよね。
私は、
いざ言う直前、言葉を発しようとする時、頭が白くなり
- 迷惑かけるかも
- 申し訳ないな
- 辞めた後どうしよう
- 次の仕事は
などなど、
もう何も考えられませんでした。
退職申し出の言葉を発する時、
頭真っ白でした。
怖すぎてもう嫌で、恐怖から解放されたくて、申し出る直前に言うのをやめようかとも思いました。
でも、
最後は自分の「辞める」という決断を信じました。
最後の最後で背中を押してくれた言葉「どうせ辞めるでしょ?」「辞めると決めてるなら迷ってる時間がもったいない!」
辞めると言うのが怖すぎて足、手、心臓が震えていた私でしたが、
最後の最後で「いけ!」
と背中を押してくれた言葉がありました。
それは、
「どうせ辞めるでしょ?」
「辞めると決めてるなら迷ってる時間がもったいない!」
です。
これはネットで見かけた言葉だったんですが、当時のやめようとしている私にすごく響きました。刺さりました。
『「今、辞めると言うのをやっぱ次にしよう…」ってしても、どうせいずれは辞めるし、先延ばしにして悩む時間を長引かせるより今!ここで!辞めると言おう!』
そう思い、一歩踏み出し最初の声を出し会社の人に退職を申し出ることができました。
どうしても退職を伝えるのが怖い人は『退職代行』にお願いするのもひとつの方法
「どうしても会社に辞めるって伝えるのが怖くてできない…でももう限界で辞めたい…」
そういった苦しみに毎日悩んでいる方は、退職代行というサービスを利用し、自分ではなく第三者に退職を伝えてもらい会社を辞めるという手段もあります。
退職代行サービスの中でも『EXIT』はメディアでも取り上げられ注目を集めています。
▼退職代行『EXIT』を見てみる▼
退職代行サービスとは近年テレビやメディアでも取り上げられている「あなたの代わりに会社へ退職を伝えますよ」という代行業です。
- ブラック企業で退職できない、
- どうしても退職を伝えられない、
- 誰かに「辞める」って言ってほしい
と悩む若い世代が利用していることから注目度のある辞め方です。
自分では退職を伝えられないって人は退職代行を使って辞めるという逃げ道もあります。
まとめ
退職を決心しているのであれば「この日」という決行日に言ってしまえば楽になります。
先延ばしてしまうと延ばせば延ばすほど言えないストレスも一緒についてきます。
言ってしまえば言うのが怖いというストレスから解放され楽になります。
この記事が、
「心の中で辞めると決めてるけど退職を言い出すのが怖すぎて勇気が出ない…」
という人の勇気になればと思います!!!
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