新卒で働いていた時に軽うつと診断された私は1ヶ月の休職を経て仕事に復帰しました。
前回の話「【新卒うつ退職】休職期間の過ごし方・一人暮らしの私はこう過ごしていた」では休職期間でのんびり休めてエネルギーが戻ってきました。
復職してからは仕事も普通にできてたんですが当時飲んでいた抗うつ剤の副作用での眠気がヤバすぎて仕事に支障が出てくるようになったのです…
目次
「行きにくい、気まずい」と思いながら仕事復帰…職場はあたたかく対応してくれた
復帰する日の朝はちょっと緊張気味。
出社し少し緊張しながらいざ、扉を開けて挨拶してオフィスへ。
みなさん暖かくいつも通りにむかえてくれました。
「無理しないでね~」など暖かく対応してくれました。
表面上はw(なぜ「表面上」かってのは後から分かってきます)
本当は軽うつと診断された若い女社員をかかえて「めんどくせな、扱いづれえわ」とか思ってたかもしれませんね(笑)
なんか気を使われていた感は感じましたね。
でも、私としては「軽うつ」と診断されたからといって特別扱いはされたくなかったのです。
いつも通り、普通に接して欲しいと思い「元気になりましたよ!」のアピールも含め元気に出社しました。
【盆休み】帰省、涼しい環境で毎日昼寝をし生活リズムが崩れる
復職して3ヶ月がたったあたりにお盆休みに入りました。
それまでの3ヶ月は通院&薬を飲みながら今まで通り普通に仕事をこしていました。
お盆は実家に帰省し身内や友達と会ったりのんびり過ごしました。
そんで実家の方は涼しくて過ごしやすい環境で昼寝ばっかしてしまいました。
それまで夜に眠れない不眠の症状もあったんですが、お盆休みに入って昼間にグッと眠くなるようになって欲望のまま泥のように寝てました。
薬のせいなのか寝ても寝ても寝足りないってほどでした。
しかし、これがいけなかったんです。
この「盆休みの昼寝生活」がこの後、私が泣いて味わった後悔する出来事につながります。
【薬の副作用】今まで通り仕事をするが病的な眠気で居眠りし始める
お盆休みも終わりクソ熱い一人暮らしのアパートに帰ってきて仕事が始まりました。
夏のクソ暑い季節だったので、ただでさえ「夜中は暑くて寝れない→昼に眠くなる」なのに薬の副作用で自分ではコントロールできない病的な眠気に襲われるようになりました。
昼飯食って「あ~眠くなってきなた~うとうと…」なら自分で制御できる眠気なんですが本当に自分ではコントロールできない眠気でした。
デスクワークのパソコン仕事だったんでなおさら眠いシチュエーション。
マウスでカチカチ作業をしてると徐々に眠気に襲われ口を開けて目を閉じてふっと寝てしまう…
ハッと目を覚ますがまた強力な睡魔に襲われ手が止まる…の繰り返し。
午前中はまだ涼しいのもあってまだ良かったけど特に昼過ぎがヤバかったです。14:00時過ぎあたりが。
居眠りのせいで1時間経ってもほとんど仕事が進んでない感じでパソコンの画面がそのままなのね(笑)
この強烈な眠気は抗うつ剤の眠気の副作用によって眠くなるのと、盆休みに昼寝の習慣がついてしまったことが原因でした(後に病院でわかりました)
うつ状態にあると不眠で夜眠れなくなるとも聞いてたので、それもあって夜なかなか寝れなかった睡魔が昼間に襲ってきて仕事に支障が出るって感じでした。
お盆休み以降、この病的眠気に毎日悩まされるようになりました。
眠気対策でやったこと
- 立ってパソコン作業する
- 休憩して空気を吸う、外に出る
- トイレに行ってちょっと1分くらいガチ寝する、歩く
- 手を洗う、水を触って目を覚ます作戦
- 冷たい飲み物を飲む(コーヒーとか)
- ガム、タブレットなどかじる
そんな強烈な眠気を「どうにかせねば!」と仕事中にいろいろと目を覚ますことをやってました。
職場はわりと自由というか各々仕事するって感じだったし背中を向けあっての配席でもあったので、仕事中に休憩に行ったり何か飲んだり、おやつ食べたりとか割と自由でした。
だから居眠りもバレにくかったんですがね(笑)
「座ってるから眠くなるんだ!」
と思いしばらく立ってパソコン作業したり、
「空気がこもってるから眠くなるんだ!」
と外の空気を吸いに休憩したり、
「1回ガチ寝すればスッキリするんじゃないか!」
とトイレに行って少しこもったり、
しょっちゅう手を洗って水に触れて目を覚ましたり、コーヒーやガムなど眠気冷ましにいいと言われているものを口にしたり…
どうにか眠気をぶっ飛ばそうとしましたが…どうしても眠くなる。
自分でもコントロールできない眠気でした。
ちなみに上記で一時的でも良かった眠気冷ましは手を洗う、水をさわるでしたね。
冷たいものに触って目を覚ますってのが自分はまだ良かったです。
【病院で相談】薬を弱くしてもらうがまだ眠気に襲われる日々
病院で「すごい眠くなる」と強烈な眠気のことを訴えると「それは抗うつ剤の副作用だからちょっと弱い薬に変えてみますかね」と抗うつ剤を弱いものに変えてもらいました。
それとお盆休み中のこと聞かれて「毎日昼寝してしまった」と伝えたら「昼寝しちゃダーメだよ!」と。
昼寝てしまうと夜寝れなくなって生活のリズムが崩れるからと。
睡眠のリズムが戻るように休みの日でもなるべく眠くなったも「昼寝はせず(しても~30分くらい)夜寝て朝方起きるように!!」と言われました。
「夜の睡眠に影響が出るので昼寝はNG」というのは割りと強く言われました。
「うつの人は朝弱いから朝方になりましょう」とも言われた記憶があります。
本当に朝なかなか起きれなかったです。
仕事だからなんとか起きて行ってたけど盆休みでそれが緩んでしまって朝起きれない&昼間眠くなるようになってしまったわけです。
抗うつ剤を「弱いもの」に変えてみてちょっとは良くなった感じはあったものの、それでも眠気に襲われ仕事が進まない日々が続いてしまい次の話ではついに上司に居眠りしてるのがバレてしまいました…
次の話(5)>>【新卒うつ退職】クビ?退職勧奨から辞めたくなかった会社を退職するまで
仕事辞めたい、在宅で働きたい人へ
★軽うつ病で仕事を辞めてから再就職するまでの話を最初から読む(まとめ)