前回の話「 【新卒うつ退職】クビ?退職勧奨から辞めたくなかった会社を退職するまで 」では当時働いていた会社を辞めたくなかったけど退職した私はその後いろいろな不安、やらなければないことに追われました。
目次
急に無職に…とりあえずお金や保険のことが真っ先に浮かんだ
退職後、まず真っ先に浮かんだのは「来月から給料入らない」でした。
お金関係のことが真っ先に浮かびましたね。
退職することになったのはここ3日の出来事だったし、辞めるつもりはなく働く気満々だったので望んでいなかった退職にショックで動揺してました。
「保険証はどうすればいいんだ?」
「年金とかどうなるの?」
当時22歳、新卒で入った会社でもあり保険とか年金とか税金事情などよくわかりませんでした。
親に電話して保険証のことを聞いて、成人済みながら親のすねをかじるようにとりあえず保険の扶養にいれてもらうことに。
初めての退職。
しかも急な退職。
何をすればいいんだ?
「まず、ハローワークに行かなきゃ!」
そう思いハローワークに行って失業保険の申請などいろいろ行いました。
自己都合ということでの退職だったので失業手当が数ヶ月後に受給されることになってました。
★退職後にやったこと
- ハローワークで失業保険の手続き(会社からもらった離職票が必要)
- 保険証を会社に返却し親の扶養に転がり込む
- 年金は手続きせず気づいたら自動で切り替わってた
年金のことが特にわからず確かほったらかしにしてたら自動で無職が加入する方に切り替わってました(厚生年金→国民年金へ)
1年半の勤務だったんで退職金は出なかったんですが、自己都合で退職する代わりじゃないけど退職金代わりに給料1ヶ月分は出た覚えがあります。
あれですね、会社からの気持ちとかっていうやつです。
なので退職してから1ヶ月間は最後の給料が入るのでまだ良かったけど、それからは貯金と支給された失業保険でやりくりする生活を送ってました。
今後のことを考えた「仕事探さなきゃ…」不安を感じる
退職後「仕事探さなきゃ」と思い焦りながら求人を漁りだしましたね。
辞めた会社と同じく「デザイン業の正社員」と絞って探してました。
この時は「なんでもいい!」と思ってなくて「自分はデザイン系の会社(経験のある仕事)でしか働けない」という強い思い込みがあって経験のある仕事でしか再就職は考えてなかったです。
そして、東京ならまだしも田舎地方ではデザインの求人が本当に少なくてあってもいつも出てる求人(人がすぐ辞めるのかなんかワケがありそうな会社ばっか)や、年度末や年末など人が辞める時期にしか出なかったりするので絞った求人はかろうじてあってもいいものがなかったです。
「なんかもう疲れたな。とりあえず1ヶ月くらい休みたい…」
失業手当も給付される安心感があったので少し休んでから職探しをすることにしました。
この間も軽うつの通院で病院へ行っては薬をもらっていて先生に退職したことを伝えると「そうか…次の仕事探さなきゃね」と言われました。
度々会社との話し合いのことは病院の先生に話してたので「やっぱ(会社は)そうきたか…」という感じでしたね。
その時私は、
「ああ、ちょっとでも『うつ』というものになると仕事を辞めさせられるんだな…」と感じました。
【気分転換】再就職前にとりあえず1ヶ月ぐらい休んで前向きになる
急な退職だったんで退職後数日はバタバタしてました。
落ち着いてきてから「辞めたんだ」ということをじわじわ感じ始めます。
朝、とくダネがやってるころには出社してたのに今日は家にいる、今日も家にいる、今日も…
毎日家にいて普段過ごさない時間帯のテレビを見たりすると「辞めたんだな」と実感しました。
そしてショックでしばらく泣いてました。
じわじわ感情が追いついてきました。
心臓がドキドキざわざわして動悸がする感じで。
「辞めたくなかったのに、まだ働きたかったのに、なんで辞めなきゃないんだろう…なんで自分はこうなんだろう…」
「辞めさせられた」
そう思っていた私は会社への怒りがこみ上げてきました。
「しょうがなかった、居眠りをする従業員は使えなかったんだ…でも辞めたくなかった…なんで居眠りしたんだろう…薬のせいだ…お盆に毎日昼寝をしたせいだ…」
後悔と何かのせいにしたい感情がごちゃごちゃしてずっと泣いてました。
もとはと言えば自分の完璧主義の性格が招いた結果だったんですけどね…
関連記事>> 【新卒うつ退職】原因は完璧主義と引っ越し…病院へ行くまでの経緯
気持ちが沈んで引きこもっていましたが、そんな私を心配してか周りには誘ってくれる友達がいました。
気分転換に友達に会ったり、湖に行ったり、近くの温泉にも行ったりしました。
湖ってのがよくてただ何かをするわけじゃなくボーと水面と穏やかな波を眺めるだけ。
自然に触れたことが結構リフレッシュになりました。
海も気分転換にボーとする場にいいと思います。
ちょっと秋初めの時期だったんで涼しい風と肌寒い感じをよく覚えています。
今でも秋初めの季節は少し苦手です。
思い出してちょっと苦しくなる時があります。
そんで、いろいろと気分転換をして「よし、次の仕事を探すか」と前向きになってきたので次の話ではいよいよ再就職のため職探しをし始めます。
次の話(7)>>【新卒うつ退職】再就職は不採用…めげずにスーパーのパートで働くが1週間で辞める
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