うつ病 仕事

【新卒うつ退職】病院で不安と緊張の検査・診断書のもらい方

2017年7月10日

私が新卒で働いていた時「軽うつ」と診断された時の病院での話です。

 

前回の話「【新卒うつ退職】原因は完璧主義と引っ越し…病院へ行くまでの経緯」では体調に異変を感じて病院へ行ったら「軽うつ」と診断されました。

 

初めて心療内科へ行った時は混んでいて待ち時間が長かった記憶があります。

初診で受けた検査はざっくりと以下の感じでした。

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目次

初診の検査内容

  • 血液採取
  • 尿検査
  • MRIで脳のレントゲン
  • 問診

まずは尿を採取して順次血液採取や血圧を測ったりして軽い問診とMRIで脳のレントゲンを撮るといった感じでした。

 

軽い問診は精神状態の事や体調の事のついて口頭で答える感じのもの。

頭が回ってなかったので何聞かれたか記憶が曖昧ですがすごい疲れて体が重くて目にいっぱい涙を浮かべていたのは覚えています。

 

MRI検査は初めてだったのであのカプセルみたいなのに寝っ転がってガッコン、ガッコン、と暗闇の狭い中へいく感じは「うわ、狭いし暗い」ってちょっと怖かった。

 

「うつだったらどうしよう」初めての心療内科に不安と緊張

自分が選んだ病院は駅前なのもあってとにかく混んでいました。

 

おじいさん、おばあさんが多くて朝7時前から並んでる日もありったし、朝イチで行っても終わるのが午後になる時も。

初診で行った時も混んでたんで待ち時間が長かったです。

 

「自分がうつだったらどうしよう…」

「うつだったら仕事辞めなきゃなくなるかもしれないんじゃない?」

「仕事楽しいしまだまだ働くつもりだし最低3年は勤めるつもりなんだけど…」

「何もなくて帰れるよね…?」

 

気分が沈んで疲れてて不安と緊張を感じながらソファに座って検査待ち。

 

そして検査が終わり個室に呼ばれる。

 

ドキドキ。

 

医院長の先生と対自分。

傍らには若い看護師さんが立ってる。

 

丸椅子に腰掛けて荷物をカゴに置くと…

 

【診断結果】軽いうつ病、涙が出てきたけどホッとする

先生の口から自分の不安を的中するような結果が。

 

「軽いうつ病」とのこと。

 

ドクン

と心臓がざわざわした。

 

「うそ…自分がうつ病…」

「でも軽症ってことはまだいい方なんだな?」

 

当時、うつ病というものに

  • 怖いイメージ
  • なったら終わり

みたいなイメージがどこかあった。

 

そして「自分には無縁な病気」と思っていただけにショックだった。

 

一瞬頭が白くなってぐるぐる。

 

余計なことを考えてた。

軽いうつ病と診断されて心臓がドクンとしたから、これ、他の病気を宣告された時ってどんな心境なんだろう…そんなことを考えている間に先生が話し出している。

 

  • 自分の首のレントゲンを見せられ真っ直ぐだったので通常の首とストレートネックの説明を受ける
  • ストレートネックという首が真っ直ぐな状態は緊張状態が続いてたりうつ状態の人に多く見られると言われる
  • うつの人はいっぱいいるんだよと言われる
  • あなたは生まれつきうつ体質だと言われる

 

色々と言われましたが衝撃的だったのが「君は生まれつきうつ体質」と言われた事。

 

「え!?私生まれながらのうつなの(笑)」

 

今思えば「先生とはいえなんでお前にそんな事言われなきゃねーんだよ、今日初対面のお前が私の今までの人生の何を知ってんだってんだよ」ですよ(笑)

 

今ではそう思えるんですが当時は気持ちが弱ってたのと初めての心療内科というか病院の先生が言う事は正しいと思ってたので、言われるがままに「そうなんだ…」って思ってました。

 

そして「薬と診断書出すから1ヶ月休職して」と言われました。

 

1ヶ月だと!?

 

「1ヶ月も休めないんで1、2週間じゃダメですか?」

 

と聞くと断固「1ヶ月」と言われたので診断書をもらってその日のうちに会社に提出しその日はもう帰って翌日から1ヶ月の休職期間へ入りました。

 

「診断書出すから1ヶ月休んでください」と言われて「ああ、仕事休めるんだ」とどこかホッとしてた自分もいました。

 

抗うつ剤など薬を出される

精神状態を安定させる抗うつ剤を最初は2種類を1週間分処方されました。

1週間したらまた病院へ来てとのことで出された薬をこの日から飲み始めます。

 

うつの薬なんて飲むの初めてだったんで副作用とかいろいろ不安でした。

 

そんで徐々に眠気の副作用を強く感じるようになりました。

この眠気がすごくやっかいで後に私を泣かせることに。

 

診断書をもらうまでの流れと発行料金

この時人生で初めて「診断書」というものをもらいました。

 

そして診断書には社会的にすごい力があってお金がかかるということもここで知ります。

 

診断書の発行料金はだいたい2,000~3,000円くらいでした。

病院によって様々なんでしょうかね。

紙切れ1枚だけどそんなすんだねぇ…

 

先生が目の前で診断書にサラサラと診断名書いて署名をしてハンコをボンボンとついてました。

 

そしてそれを渡され気持ちも沈んでいて頭が回らずあまり物事を考えられなかったので、先生に言われるがままにその日に病院から会社に戻ってからその診断書を上司に提出すると「わかりました」と受け取ってもらって翌日から休職に入りました。

 

次の話は1ヶ月の休職期間中のことになります。

次の話(3)>>【新卒うつ退職】休職期間の過ごし方・一人暮らしの私はこう過ごしていた

 

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