「再就職手当っていくらぐらいもらえるんだろう?」
と気になってる方もいるかと思います。
私は安月給の仕事を辞めた後、再就職手当をもらったことがあるのですが失業保険を受給しながらの無職生活でボーナス的なお金が入ってくるのはやっぱ嬉しいしお金が入った安心感がありましたε-(´∀`; )
「再就職手当ってだいたいいくらもらえるの?」
の疑問を私の事例を踏まえながら振り返ってみますので参考にしてみてください。
目次
退職後、仕事が決まったら『再就職手当』がもらえる!
そもそも再就職手当とはハローワーク(職業安定所)で失業保険を受給していた人が再就職した時にもらえるお金です。
就職祝い金とも言われるので「次の仕事決まったね!おめでとう!」的な嬉しい手当です。
再就職手当はその人の、
- 前職の給料
- 基本手当日額
- 失業保険の支給残日数
などにより金額は違ってくるので「いくらもらえるの?」は人それぞれです。
しかし再就職手当の計算方法はあるのでだいたいの目安額をはじき出すことはできます。
再就職手当の計算方法
再就職手当は以下の計算式で求められます。
では、私の事例を交えながらひとつひとつ見ていきましょう。
(1)支給残日数
『支給残日数』とは失業保険が給付される日数の残り日です。
- 早く再就職先が見つかる=支給残日数が多い
- 再就職先が失業保険がなくなりそうな辺りに見つかる=支給残日数が少ない
といった感じです。
この支給残日数が多ければもらえる額も多く、支給残日数が少なければもらえる額も少なくなります。
(2)基本手当日額
『基本手当日額』とは離職時賃金日額(※)の5割~8割の額になります。
基本手当日額 × 支給日数
で失業保険の支給額が決まってきます。
『※離職時賃金日額』とは
『離職時賃金日額』は退職した職場での直近6ヶ月分の給料合計を180(1日あたり)で割った額になります。
離職時賃金日額は、
- 勤続年数
- 残業代が多い時期
- 残業代が出ない時期
など関係なく退職する前の6ヶ月分の給料で決まるので基本手当日額を少しでも上げたい場合は直前6ヶ月間でより残業代をもらう(=繁忙期開けに退職する)などの工夫もできます。
(3)給付率(60%か70%)
引用:再就職手当のご案内
『給付率』は自分に割り当てられた所定給付日数の残日によって変わってきます。
- 支給日数の残りが所定給付日数の1/3以上残っている場合:支給残日数の60%
- 支給日数の残りが所定給付日数の2/3以上残っている場合:支給残日数の70%
自分が再就職手当をもらった時の給付率は、
- 所定給付日数が1/3以上残っている場合:支給残日数の50%
- 所定給付日数が2/3以上残っている場合:支給残日数の60%
でした。
給付率は平成29年1月1日より+10%ずつ上がったので早く再就職すればよりもらえる額が増えるということですね。
再就職手当はいくらもらえるの?安月給の自分は【約12万】だった
では、再就職手当はいくらもらえるのか?
安月給だった当時20代女性の私がもらった再就職手当は【118,262円】でした。
当時の私の失業保険事情は以下の通りになります。
- 所定給付日数:90日
- 基本手当日額:4,083円
- 離職時賃金日額:5,300円(前職の6ヶ月分の給料÷180)
- 残日数:29日
- 前職の給料は15万くらい(手取り12~13万くらい)
現在手取り12〜13万円ぐらいのお給料の方は上記のような額になるのではないかな?と思うので参考にしてみてください。
再就職手当の計算式に私の場合の数字を当てはめてみていくと…
【支給残日数(29日) × 基本手当日額(4,083円) × 給付率(0%)】=118,407円
あれっ、ぴったり118,262円にはならないけど色々誤差があってまあこんな感じでした!(笑)
再就職手当は早く再就職すればより多くもらえる【平成29年1/1より10%アップ】
再就職手当のに関わる給付率が平成29年1月1日より10%づつアップしました。
- 所定給付日数が1/3以上残っている場合:支給残日数の60%(以前50%)
- 所定給付日数が2/3以上残っている場合:支給残日数の70%(以前60%)
以前より給付率がちょっと上がったので再就職手当は早く仕事を決めてしまえば以前よりももらえる額が増えることになります。
もらえるものはしっかりもらっちゃいましょう(^_^)笑
まとめ
私は安月給だったんで約12万の再就職手当でしたが、ボーナスみたいな臨時収入で口座に入金された時はやっぱ嬉しかったです(笑)
前職の給料によっては20万、30万ともらえる方もいるので退職~再就職の際には再就職手当を是非活用してみてください。