「高齢化は進んで若者少ないし長時間労働も増えてこのままでは日本ヤバいよ」
的なやつから2016年から政府による「働き方改革」という取り組みが始まりました。
- 長時間労働
- 高齢化による労働人口の不足
- 正社員と非正規の格差
など現在問題視されている点や、これからの働き方について改革していく取り組みというわけですが、そんな中「セクハラ」「パワハラ」など働く上で問題になる「○○ハラスメント」という言葉がま〜〜た登場しました!
それが、ジタハラ(時短ハラスメント)です。
目次
ジタハラ(時短ハラスメント)とは?
ジタハラとは時短ハラスメントの略語です。
仕事が終わってないのに定時になったら上司が部下に、
「残業するな」
「時短だ」
「帰れ~~!」
という感じに残業をせず定時で帰ろ!と圧をかけることがジタハラのようです。
「えっ!残業しないで帰れって言われたら喜んで飛び出すようにロケットスタートで帰るのに!」
と思うのですが、働き方改革による残業時間削減がなぜハラスメントと言われてるのかというと、
- 時短を強要することで社員にプレッシャーをかけたり、
- 結局残った仕事はやらなきゃ無いからしぶしぶ持ち替えるはめになったり、
- でも残業代は出ない…
などの背景が隠されているようです。
仕事量は変わらないのに「残業するな」に悩む人が増加
今まで残業して1日の仕事がやっと終わるという感じだったのに「残業禁止」「時短」と定時に帰ることを上司から強要されるようになって、1日の業務量は変わらないのに残業は出来ないから結局仕事量が残ったまま1日が終わって、その仕事を持ち帰って自宅でノー残業代で仕事したり…
というので悩む人が増加しているようです。
時短により企業側の残業代(人件費)の減りは抑えられるといういい面はあるけど、働いてる社員側からしたら、
- 理不尽
- もう辞めたい
- 終わるわけねーだろバーロー
- テメーも手伝えや
などの不満が募る環境になってるかもしれないということですね。
とはいえ、残業しないで定時で早く帰るということは会社側に取っても働き側に取ってもいいことなので個人がダラダラ仕事しないで時間内で終わらせることはもちろん、1日の業務量が物理的に「無理でしょこれ終わらないよ」とならないように仕事量や人員を上司が管理するなどの対策が必要と考えられますね。
最近、TV番組「スカッとジャパン」でイヤミ課長による、
「定時でタイムカードを押させて定時帰宅させたことにしてから残業させる上司」
をやってましたが残業を減らすように上から命じられると「残業しない」ようにすることだけに捉われてこのような上司も出てくるんだなと思って見てました(笑)
ジタハラの影響はこんな所にも…「フラリーマン」の増加!
残業時間削減によるジタハラの影響で定時で帰ってもまっすぐ家に帰らずフラフラしてから帰るサラリーマンことフラリーマンが増えてるんだとか。
「え!定時で帰れるならロケットスタートで飛び出し真直ぐ帰るんだけど!」
「なぜふらついてから帰るんだ?」
と私は疑問なんですがフラリーマンには、
- 今帰ってもちょうど子供が寝る時間とかぶるから
- 早く帰っても妻しかいないから
- 早く帰ってもやることもないから
- 早く帰ってゴロゴロテレビ見てても邪魔にされるから
など、とくに既婚者の男性にはさまざまな事情があるようです…
このようなフラリーマンの方々は、
- ゲーセン
- 飲み屋・屋台で1杯
- 本屋
- 公園で新聞読む
など、なるべくお金がかからないような場所で時間を潰しているようです。
都会はこういった時間つぶす場所がいっぱいあるからいいですよね。
田舎になると時間を潰す場所も限られてきますがね…(´∀`; )
まとめ
ジタハラという言葉が生まれて思ったのは「日本は残業をすることが当たり前になってる」んだなってことです。
ヤバみですね。
仕事先で「早く帰れ」と言われたら自分だったら喜んで帰りますがね(笑)
しかし、現状なかなかそうもいかなくて悩む人が多いということでしょう。
個人的には定時で帰れる環境ならその浮いた時間を副業にあてるのがオススメです。
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