当時、新卒入社の会社で働いてる時「軽うつ」と診断された私は1ヶ月の休職を経て仕事に復帰しましたが、前回の話「【新卒うつ退職】復職後・抗うつ剤の副作用で眠気がヤバすぎ!仕事がおろそかに」では抗うつ剤の副作用によって強烈な眠気に襲われ仕事に支障が出るようになってきました。
それが上司に見つかり呼び出され話をすることに…
目次
【居眠りバレる】1ヶ月半くらい薬の副作用の眠気で仕事がまともにできない…ついに上司から呼び出し!
呼び出されるといっても社長室に呼び出されるあの感じではなく上司と2人で話をする感じでした。
「薬の副作用によって日中眠くなってしまう」ということを正直に伝えました。
上司から見た感じも、気がもうろうとしてるというか眠気で仕事に手が付いてない感じはあったそうです(バレてたw)
「病院の先生に相談して薬を副作用の弱いものに変えてもらったりはしてました」と言うと「薬は減らしてもらうことはできないものなの?」と上司に聞かれました。
「薬は半年~1年ぐらいかけて減らしていくそうなので様子を見て徐々に減らしてはいくと思いますが今すぐ減るかはちょっと…」と答えました。
上司は強烈な眠気が生じる薬は「日常生活にも支障が出てるのに飲む必要があるのかな?」という感じに思ってるようでした。
なんか会話でそう感じました。
「副作用が強すぎるのならむしろ飲まないほうがいいんじゃないか?」的な。
私も医師ではないので抗うつ剤のことはよく分かんなかったけど上司に話してみて「薬のことはあまり理解されないんだな」って感じました。
軽うつと診断された側としては「出された薬は飲まないと」って思ってたんで「また病院の先生に相談しなきゃな…」とモヤモヤしながら上司との話を後にしました。
そもそも居眠りで仕事に支障が出てしまうのは生産性ガタ落ちで戦力としては使えない状態ですね。
眠いし仕事は進んでいないしミスも出て使えない自分に落ち込んでました。
別の働き方を提案されるが「今まで通り働きたい」と告げる
最初に上司と眠気&副作用のことを話し合ってから1ヶ月くらいの間は何度かまた上司と話す機会が設けられました。
強烈な眠気はまだあったものの、盆休みも過ぎ季節は秋へ移り変わり少しづつ涼しくなってきて居眠りの度合いが和らいできてました。
「あー夏を乗り切ればこれからの季節は大丈夫だろう、冬は大丈夫だな、仕事ガンバロ」と思ってました。
度々あった上司との話し合いでは、
- 午前中だけとかのパート勤務に変更可能だったらどうか?と提案される
- できれば正社員として今まで通り働きたいと告げる
など働き方について話し合いました。
私は
「秋になって涼しくなってきたので最近は眠気も大丈夫です」
と伝えたが上司は、
「ほんとう?でも薬飲んでいれば副作用とかで集中力が散漫しやすくなるよね」
「身体の方は大丈夫?」
などなどなかなか「そっか!わかった!」とはいう感じではなかったです。
心配されていたというか…
退職勧奨にストレスを感じる…あれ?これクビ?
このような話し合いが行われる度にストレスを感じてました。
溜まってきてましたね。
話し合いも徐々に、
- 「いったん仕事から離れて実家に帰って休んだほうがいいのでは…」
- 「まだ若いからまず完全に治すことを優先にしたほうがいいのでは…」
- 「この会社じゃなくても他にも仕事はあるのだから…」
などと、辞めてしっかり治したほうがよいのではみたいなことを遠まわしに言われるようになりました。
これは心から心配しての声なのか、疎ましいうつ社員は排除する作戦だったかは今でもわかりません。
もうどうでもいいんですが(笑)
この話をしてた上司には当時の自分と同じくらい(22)の娘を持つ母親でもあったので、心配の眼差しというかそんな感じのは多少あったのかなとは思います。
が、会社としてはきっと若い女社員が軽うつになって居眠りして仕事も手についてなくて使えないのは困るし、人は足りないから休職とか何回も取られると正直困るしそれなら健康体の新しい人とったほうがいいのではないかという考えはあったんじゃないかな、と自分は思っています。
私は「最近涼しくなってきたので眠気も大丈夫です、ミスにも気をつけて注意をします、眠気以外は仕事も今まで通りにできるので働きたいです、正社員じゃなくてもパートでもバイトでもいいんで働きたいです」という意思を伝え続けました。
前に提案された「パートやバイト」でもいいので…って言ったんですがこの時はもう「スッキリやめたほうがいいんじゃないか」ばかりでした…
前はパートやバイトでもよければってそっちが言ってたのにおい…
「あーなんかもうめんどくせーな」
「もうリセットするつもりで新しい場所で働いたほうがいいかな」
自分の中で「辞めなきゃないっぽいな」の方向が浮かんできてました。
辞めたくないのに「辞めて実家に帰ったほうがいいんじゃない?」とか言われることにストレスを感じ徐々にイライラが募っていました。
その募ったイライラがついに爆発する時がきます…
「じゃあ明日には辞めます!」キレて退職希望!!
度重なる話し合い。
ついに爆発!
圧をかけられていてストレスが爆発した瞬間、話の最中に
「じゃあもう辞めます!今月いっぱいで辞めます!」
と頭に血を昇らせてカーッとしながら発狂めいて泣きそうになりながら言いました。
後先考えず感情のまま出た言葉でした。
若かった(笑)
「私は辞めたくないのに…働きたいのに…!!」
「あーいいや、もう辞めてやるこんな会社!」
「あれ?でもこれクビみたいなもんなのかな?…」
「こんなキレた以上、もうここにはいれない…」
「これからは?仕事探さなきゃない?無職?」
キレながら色々考えてドキドキしてました。
この日の話し合いは仕事が終わってから夜に上司と1対1で行いました。
もう夜だったので「とりあえず今日はもう帰って休んで」と言われたので泣きながら帰りましたね。
心がざわざわしながら自転車で泣きながら夜帰りましたね。
「どうしよう、辞めるって言っちゃった」
感情任せにキレて言ってしまったことを後悔し始めました。
その時真っ先に思ったことはキレて自ら「辞める」って言った以上「もうここにはいれない」ということ。
そしてこのキレた日から3日後。
「自己都合」ということで退職しました。
「自己都合か会社都合かどっちになるのだろう?」と思ったけど会社の方から「会社都合(=クビ)だとあなたの職歴に傷がついてしまうので自己都合のほうがいいと思う」と言われました。
「会社都合は7日後に失業手当が出るけどあなたのこれからの職歴に不利になるかもしれない。自己都合だと失業手当が出るまで期間空くけどその分職歴にまだ傷がつかないから」
ってことでその二つの説明を受けた上で自分で「自己都合ということで…」としました。
何もわからなかった22歳の私は言われるがまま自己都合で退職しました。
今思えばこれはどっちが良かったのかはわかりませんが、もうめんどくさかったし一刻も早くここの会社を去りたかったんでもう自己都合で良かったです(笑)
その後、3日間でたんたんと退職手続きは進みました。
初めての退職。まさかこんな形とは。
私はデスク周りを片付けたり、パソコン上のデータを整理したり、急に辞めることになったことを他の従業員へ挨拶したり、引き継ぎしたりと退職の準備をしました。
「元気でね」と声をかけてくれる職場の方々もいました。
「いい人たちだったな」という思いと「こんなとこ辞めてやる」という怒りの感情が混ざってました。メンヘラでした。
でも暖かい言葉は泣きそうになりました。
それが表上の言葉でも。
そして、あっという間に退職。
「もう辞めます!」とキレてから3日後、当時22歳一人暮らし、急に無職になりました。
次の話では急に無職になって虚無感を感じたりショックだったりまず考えたことや当時の心境になります。
次の話(6)>>【新卒うつ退職】22歳女、会社を急に辞めて無職に…まず考えた事と心境
仕事辞めたい、在宅で働きたい人へ
★軽うつ病で仕事を辞めてから再就職するまでの話を最初から読む(まとめ)